10月3日より5日間開催でスタートしたボートレース戸田の第35回日本モーターボート選手会会長賞。最終日の本日は12Rに優勝戦が行われる。昨日の準優勝戦は2レース共にイン逃げ決着、予選トップだった横澤が準優勝戦も逃げ切り、得点率トップで優勝戦の1号艇を手にした。
戸田の水面はスタート位置から1マークに掛けてコースが狭くなっており、インコースが難しい競走水面と言われている。1コースの勝率は43.6%と全国平均よりも10%も低い、代わりにカドの4コースの勝率が16.2%と、1コースに次ぐ2番目の成績を残しているので、カドの選手には注意が必要だ。
イン受難の戸田コースを攻略し、予選、準優勝戦を突破した精鋭6名。ファイナルの優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 横澤 剛治（静岡）
2号艇 中辻 崇人（福岡）
3号艇 黒崎 竜也（三重）
4号艇 乙津 康志（東京）
5号艇 新田 雄史（三重）
6号艇 中山 雄太（愛知）
パーフェクト優勝の可能性もあった横澤。4日目の前半で2着になってしまったが、4日間で6勝2着1回と隙のないレースを展開している。モーター9号機は中堅上位のモーター、出足・回り足に優れていて、準優勝戦も同体スタートから危なげなく逃げ切った。優勝戦もスタートで後手を踏まなければ、久々の優勝が見えてくる。
相手は2号艇の中辻、モーター10号機は戸田で3本の指に入る好モーター。フライング1本持っているが、スタートで攻められれば逆転の可能性も出てくる。3号艇の黒崎、モーター21号機は伸び型のモーター。3コースからの全速戦で横澤を追い掛ける。穴は5号艇の新田、成績的には苦しんでいるが、モーター16号機も悪くないモーター。ダッシュを生かしたスタートが切れれば上位進出も十分考えられる。
