10月9日からボートレース三国で始まったＧ3スズキ・カープラザカップ。4日目の10月12日は台風の影響で中止順延となった為に、本日が最終日となった。昨日行われた準優勝戦は、3レース共にイン逃げ決着。得点率上位の選手が順当に勝ち上がっての優勝戦。ファイナルバトルを制し、スズキ・カープラザカップの栄冠を手にするのはどの選手か。
三国競艇場の水面は長方形のプール型になっており、淡水で水の流れはなく硬い水面が特徴。夏場は海風が吹き、冬場は強い北風が吹く。そのため年間を通してホームからの追い風が多く、インコースが主導権を握りやすい水面特徴を持つ。1コースの勝率は56.6%と全国平均よりも高く、インコース優位の競走水面といって良いだろう。
長く激しい予選競走を突破し、準優勝戦を勝ち抜いたファイナリスト6名。スズキ・カープラザカップの優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 興津 藍（徳島）
2号艇 作間 章（東京）
3号艇 林 美憲（徳島）
4号艇 橋本 年光（兵庫）
5号艇 枝尾 賢（福岡）
6号艇 山田 康二（佐賀）
3日目の後半戦から昨日の準優勝戦まで、5連勝と勢いにのる1号艇の興津。好モーターの16号機を味方に、今節は7勝と勝ち星を量産。1コースも3戦3勝と安定した成績を残しており、優勝戦も中心と考えて良いだろう。
相手は3号艇の林、今節は日を追うごとにモーターの調子が良くなっており、興津と作間がフライングを持っているだけに、逆転のひと捲りという可能性もゼロではない。3番手は2号艇の作間、今節は2勝と勝ち星こそ少ないが、オール3連対と捌きが充実している。1マークは最内突き、2マークでの逆転を狙う。穴は5号艇の枝尾、スタートで攻める選手なので、ダッシュを利かしたスタートが切れれば、上位進出も可能になるだろう。
