10月11日からボートレース尼崎でスタートした一般戦、餃子大好き大阪王将杯。本日は6日間開催の最終日、12Rの優勝戦で大阪王将杯のチャンピオンが決定する。昨日の準優勝戦、10Rは2コースから差した田中の差し切り勝ち、続く11Rは1号艇の白石が逃げ切り勝ち、ラストの12Rも1号艇の三宅が逃げきった。予選トップ通過の三宅が準優勝戦も逃げ切り、得点率トップで優勝戦の1号艇の手にした。
24場ある競艇場の中でも屈指の静水面として知られるボートレース尼崎。水質は淡水で硬めだが、ハンドルが入りやすく、1マークはスピーディーかつダイナミックなレースが展開する。また夏は甲子園の浜風、冬は六甲おろしと風の影響を受けやすいので注意が必要。1コースの勝率は54.1%と全国平均とほぼ同じ、尼崎も基本的にはインコース優位な水面といっていいだろう。
激しい予選競走を突破し、準優勝戦を勝ち抜いたファイナリスト6名。大阪王将杯の優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 三宅 潤（大阪）
2号艇 白石 健（兵庫）
3号艇 田中 辰彦（広島）
4号艇 東本 勝利（三重）
5号艇 渡邊 伸太郎（佐賀）
6号艇 大場 敏（静岡）
5号艇の渡邊、6号艇の大場の前ヅケが考えられ、コース取りから激しくなりそうな優勝戦。それでも節イチのパワーに仕上げた1号艇の三宅が、インから力強く逃げ切りを決める。今節はモーター20号機のパワーをフルに引き出し、オール3連対の活躍を見せる1号艇の三宅。前ヅケに来られても枠を主張し、パワーで逃げ切る。
相手は2号艇の白石、2コースを主張するか外へ出すか分からないが、捌きに関しては一級品、鋭く差して三宅を追い掛ける。3番手は4号艇の東本、スタートで攻めるタイプだけにカドの4コースはチャンス。ダッシュを生かしたスタートで三宅を追撃する。穴は5号艇の渡邊、前ヅケでどこまで入れるか気になるが、大場よりも内に入れるだけ渡邊の方が魅力的。
