【12R優勝戦予想】
10月15日からボートレース津で行われているG2競走、津モーターボート大賞ウイナーズバトル。最終日の本日は、12Rの優勝戦でウイナーズバトルのチャンピオンが決定する。昨日の準優勝戦は予選トップ3の濱野谷、須藤、今垣が揃ってイン逃げを決めて優出。予選トップ通過の濱野谷が優勝戦の1号艇をゲットした。
ボートレース津は1マークホーム側の幅が全国でも2番目に広く、インからでも握れる広々とした競走水面。水質は淡水ですが、海のそばにあるため、淡水と海水がまざる半海水に近い状態。夏場は季節風にさらされ、冬場は鈴鹿山脈からの吹き降ろしをまともに受ける立地にあり、強風が吹くと水面コンディションは急激に悪化するので注意が必要。1コースの勝率は57.7%と全国平均より高く、インからでもスピードターンができるコースの特徴が数字にも出ている。
厳しい予選競走を突破し、激しい準優勝戦を勝ち抜いたファイナリスト6名。津モーターボート大賞ウイナーズバトルの優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 濱野谷 憲吾(東京)
2号艇 須藤 博倫(埼玉)
3号艇 今垣 光太郎(福井)
4号艇 西村 拓也(大阪)
5号艇 高野 哲史(兵庫)
6号艇 海野 康志郎(山口)
準優勝戦もインからしっかり逃げ切った1号艇の濱野谷、これで3日目から4連勝ラストバトルも全速ターンでインから逃げ切る。今節のスタート平均もコンマ12とスタートもしっかり見えているのであれば、優勝戦も先マイからのイン速攻で優勝を掴み取る。
相手は2号艇の須藤、フライング1本持ちだけに、差し1本に構えての2マークと割り切れば、濱野谷の内に潜り込む可能性も考えられる。3番手は4号艇の西村、3号艇の今垣が3カドで引っ張る可能性もあり、今垣が攻めてくれるのであれば、西村にチャンスが巡ってくる。今垣と濱野谷がヤリ合うなら、西村の捲り差しも期待できる。穴は5号艇の高野、センター勢に動きがあれば5号艇の高野に展開が向く、スタートで攻められる選手だけに、今垣が捲り切った時に怖い存在。