【12R優勝戦予想】
10月16日からボートレース丸亀でスタートした6日間開催の一般戦、スポーツニッポンカップ。最終日の本日は、12Rの優勝戦でスポーツニッポンカップのチャンピオンが決定する。
昨日行われた準優勝戦、9Rは1号艇の福田がインからトップスタートを決めて逃げ切り勝ち。続く10Rは2コースの君島が差し切って1着、2着6号艇の山口が入り三連単は4万円台の万舟券と大波乱。ラストの11Rは1号艇の予選トップの新田が難なく逃げ切り、得点率もトップをキープし優勝戦の1号艇を手にした。
まるがめボートレース場の競走水面は、海水で潮の満ち引きがレースに大きな影響を与える難しい競走水面。水質は海水で風向きは1年を通して北からの向かい風、特に冬場は季節風が強く、レースに大きな影響を及ぼすので注意が必要。決まり手も、まくり、差し、逃げと 1マークでの多彩なバトルが楽しめる。1コースの勝率は55.1%と全国平均と同じぐらい、風が穏やかであればインコース優位の競走水面と考えて良いだろう。
厳しい予選競走を勝つ抜き、激しい準優勝戦を突破したトップシックス。ファイナルバトル、スポーツニッポンカップの優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 新田 雄史（三重）
2号艇 福田 雅一（香川）
3号艇 君島 秀三（滋賀）
4号艇 末永 祐輝（山口）
5号艇 坂井 康嗣（佐賀）
6号艇 山口 高志（佐賀）
中堅上位のモーター8号機のポテンシャルを上手く引き出し、今節はオール3連対で優勝戦の1号艇を手にした新田。1コースは初日のドリーム戦も含め3戦3勝、シリーズリーダーに相応しい活躍を見せている。フライング1本持ちの身だが、今節のスタート平均もコンマ15と見えている。優勝戦もドリーム戦と同じように、イン速攻で優勝を掴み取る。
相手は2号艇の福田、初日は4着、5着と出遅れたが、3日目からの5連勝で2号艇をゲット。今節は6勝と勝ちまくっており、優勝戦も渾身の差しで逆転を狙う。3番手は4号艇の末永、初日から安定した走りを見せており、カドからダッシュを生かしたスタートを切って、逃げる新田を追い掛ける。穴は5号艇の坂井、3号艇の君島、4号艇の末永とセンター勢が動きそうな気配。展開を突くなら5号艇の坂井だろう。
