平成最後の女王に輝いた松本晶恵

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平和島競艇場で12月31日に優勝戦が行われたクイーンズクライマックス。並み居る強豪を抑えて優勝したのが松本晶恵選手(群馬)。第5回のクイーンズクライマックス以来となる2年ぶりのG1制覇、優勝賞金1200万円を獲得した。

スタート展示と本番で風の強さが変わる難しいコンディションの中で行われた優勝戦。1号艇で出走した松本にとって、前ヅケにくる選手がいなかったのは好材料、130m前後の位置からの起こしとなった。
インからコンマ10のトップスタートを決めて1マークへ、全速で握る3号艇の遠藤を受け止めながら1マークを丁寧に先マイ、ターン出口からの加速で2着以下を突き離し、後続の追随を許さず1着でゴールを駆け抜けた。
レース後の談話で「エンジンパワーが本当に凄かった。1マークはスムーズに回れたけど、遠藤さんが見えてヤバいと思った。何とか耐えられましたね」とコメント、優勝戦でも超抜の仕上がりをしていたエンジン、56号機の存在も大きかったようだ。

ピットに引き揚げてくると群馬支部の先輩、土屋千明からの祝福を受けた。2017年は優勝無しという結果だったが、昨年は最高の年末になったようだ。優勝賞金1200万円を獲得したが賞金女王には一歩及ばず、2018年の賞金女王には小野生奈選手(福岡)が輝いた。

既に2019年の戦いは始まっており、今年も女性レーサーの熱い戦いに注目していきたい。

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