【徳山】まもなく優勝戦!楽天銀行杯争奪戦

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1月21日(月)からボートレース徳山で始まった楽天銀行杯争奪戦。男女入り混じって激しいバトルが行われ、優勝戦の1号艇を手にしたのは女性レーサーの大山千広(福岡)。このまま男子レーサーを押しのけ優勝するのか、準優勝戦の結果を踏まえながら優勝戦の展開を見極めたい。

10Rの準優勝戦の並びは内から枠番通りの3対3、トップスタートはコンマ13のスタート切った西村。1マークでは2号艇の西山の方が少しのぞきかけたが、落ち着いて1マークを捌き逃げ切った。2着は差した2号艇の西山と、捲った3号艇の徳増の争い。2マークでツケ回った徳増が西山の追撃を退け2着を確保した。
コンマ13のトップスタートを切りながら1マークで並ばれた西村、モーターの伸びに不安を感じだけに、本番でどこまで調整できるかがポイントになるだろう。

続く11Rも並びは内から枠番通りの3対3、スロー勢の3者が好スタートを切り1マークへ、3号艇の安東が捲るもインの古結が牽制しながら小回りし先頭をキープ。外に膨れた安東を内から差した上村、鈴木の争い。2マークで鈴木が上村を競り落とし2着となった。
インの古結が貫録の逃げ、2着もベテランの鈴木が入り、両ベテランの腕が光る準優勝戦となった。

最終の12Rも並びは枠番通りの3対3、好スタートは1号艇の大山と5号艇の藤原。1マークでは2号艇の松下が捲ろうとした所を、ブロックしながら先マイし大山が逃げ切った。2着はそのまま追走した松下が入り堅い決着となった。
見た目はトップスタートから逃げ切り大山の完勝のように映るが、1マークで2号艇の松下が捲りを選択したという点から見ても、大山のモーターの伸びに物足りなさを感じる。ダッシュ勢が捲った松下に詰まったお掛けで楽に逃げ切れたが、展開が向いた事は確かで見た目以上に厳しいレースだったように感じる。

準優勝戦のレース結果を踏まえつつ優勝戦の展望に入る。楽天銀行杯争奪戦の優勝戦メンバーは

1号艇 大山 千広(福岡)
2号艇 古結 宏(兵庫)
3号艇 西村 拓也(大阪)
4号艇 松下 一也(静岡)
5号艇 徳増 秀樹(静岡)
6号艇 鈴木 博(埼玉)

注目は紅一点の女子レーサー大山、昨日はコンマ0台のスタートを連発、優勝戦もスタート決めて逃げたい所だが、 なかなかモーターがいうことを聞いてくれない。悪い面ばかりではなく、2号艇の古結、3号艇の西村が外からの攻撃をガードしてくれるので、インの大山はスタートと1マークのターンだけに集中すれば良いだろう。
やはり逆転候補の1番手は2号艇の古結、大山が少しでも躊躇するようなら、ベテランの捌きが期待できる。もう一人挙げるならば4号艇の松下、伸びの良いモーターだけにスタートで踏み込めれば、ひと捲りできる体制が整う可能性は十分ある。

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