4月19日から短期4日間のショート開催で行われたボートレース蒲郡のトランスワード杯争奪戦。スタートダッシュから勢いに乗った選手たちが、12Rの優勝戦で激突する。
年間を通してナイター開催が行われる蒲郡。1マークのバック側は全国一の広さで、握って回れる全国有数の高速水面。風の影響も少なく穏やかな水面であるため、1マークのスピード戦が勝敗を左右する。1コースの1着率が56%と蒲郡もインの強い競艇場の1つで、センターからのまくりが決まると高配当が生まれる。
蒲郡の水面を攻略し、初日からスタートダッシュを決めて、優勝戦にコマを進めたファイナリスト6選手は
1号艇 山田 哲也(東京)
2号艇 魚谷 智之(兵庫)
3号艇 正木 聖賢(広島)
4号艇 西野 翔太(広島)
5号艇 浦田 信義(東京)
6号艇 後藤 翔之(東京)
オール3連対で3日目は連勝とリズムの良い山田のイン戦が中心。アシはいいけど乗りづらいといっていたが、ペラが合ったのか3日目は連勝。乗りづらさも解消されてきたのであれば、速攻力を発揮して先マイから押し切る流れが濃厚だ。
2号艇のSG覇者魚谷が強敵、狙い澄ました早差しハンドルを山田の懐にねじ込み、2マークでの逆転を狙う。出足に加えてターン回りが良くなった3号艇の正木も侮れない。スタートが決まればひと捲りの可能性も十分ある。
穴はピット離れいい後藤翔が進入でかき乱せばチャンスあり、スタートの勘が掴めていない西野だが、エンジンは仕上がっているだけに注意が必要。