5月4日の土曜日に開幕したＧ３オールレディース、第35回渦の女王決定戦競走。意地とプライドを掛けた女流レーサーの水上バトル、激しい予選そして準優勝戦を勝ち抜いたファイナリスト6名が本日の優勝戦で激突する。
鳴門競艇場は小鳴門海峡に面した海水の水面、形状がスタートラインから1マークへ向けて内側へ狭くなっており、隣の艇との間隔が狭いので差しが狙いにくく、インコースがすごく難しい水面です。データ的にも1コースの勝率が50%を切っており、インが難しいコースといえるだろう。
また隣の艇との間隔が狭いので、ボートが隣の艇にぶつかってしまう為に差し辛くなり、捲り、捲り差しが高配当への鍵を握ると競艇場といえる。イン受難の鳴門で予選・準優勝戦と勝ち抜いてきた精鋭6名は
1号艇 大山 千広（福岡）
2号艇 堀之内 紀代子（岡山）
3号艇 藤崎 小百合（福岡）
4号艇 細川 裕子（愛知）
5号艇 寺田 千恵（岡山）
6号艇 岩崎 芳美（徳島）
絶好枠の1号艇大山が気合の先マイで逃げ切りを狙う。少し乗りにくさを感じたという大山のモーター22号機だが、出足、伸び足ともにトップクラス。乗りにくさを感じながらも、今節はオール3連対をキープ。スタートもコンマ10前後で安定しており、準優勝戦ではコンマ04のトップスタート。スタートもみえている大山なら、優勝戦も先手を奪って逃げ切り濃厚とみていいだろう。
怖いのは3コースから全速戦のフルターンで攻める藤崎、準優勝戦も3コースからのひと捲りを決めており、当然、優勝戦も準優勝戦の再現を狙って全速ターン。
間隙を狙うのは2号艇の堀之内、準優勝戦はスタートで立ち遅れながら、内で上手く小回りを決めて、2マークでの逆転勝利。優勝戦も差して2マークの逆転劇を狙う。
穴を狙うなら5号艇の寺田が面白い。ダッシュを生かす5コースで、伸び型のモーター69号機。全速ターンからの捲り差しで、スロー勢にどこまで迫れるか！
