5月7日に開幕した一般戦、ボートレース琵琶湖の滋賀県知事杯争奪、第20回ビナちゃんカップ。本日の優勝戦には、6選手とも滋賀支部の選手が勝ち上がり、地元のタイトルホルダーを目指し、12Rのラストバトルに挑む。
日本最大の湖・琵琶湖の南端に位置するびわこ競艇場、
びわこエースの守田俊介が準優勝戦で敗退するも、優勝戦の6名は地元の滋賀支部のメンバーとなった。かつてはインの1着率が20％台の時代もあり、全国屈指のイン受難水面だった。近年は45%以上と昔ほどインが厳しくなることはないが、全国平均からすればインの難しい競走水面といえるだろう。難しい競走水面を知り尽くし、地元タイトルを目指すファイナリスト6名は
1号艇 馬場 貴也（滋賀）
2号艇 丸野 一樹（滋賀）
3号艇 山本 光雄（滋賀）
4号艇 吉川 昭男（滋賀）
5号艇 上田 洋平（滋賀）
6号艇 中村 有裕（滋賀）
インの難しい琵琶湖水面だが、内枠両者のモーターが一歩リードしており、馬場、丸野の一騎打ちムードだが、4号艇吉川の前ヅケが波乱の匂いを漂わせる。インの馬場は譲らないとしても、どの辺まで内に潜り込めるかで展開も変わってくる。2号艇の丸野にとっては、インの馬場が深インになってくれれば、捲れる可能性が高くなるので、前ヅケの吉川を入れる可能性がある。
深インになったとしても中心は1号艇の馬場、モーターに関しても優勝戦のメンバーの中では上位、深インになったとしてもスピードターンとモーターパワーでインから押し切ってくれるだろう。
相手は3コースから全速戦で逆転を狙いにいく丸野に、カドから攻められそうな山本。3コースから丸野が動くだけに、カドの山本に展開を突くチャンスが生まれるので要注意。穴は前ヅケで潜り込んだ4号艇の吉川が、どこまで粘れるか。
