5月7日（火）から5月13日（月）とロングシリーズで行われたボートレース大村のスポーツ報知杯。長い予選と準優勝戦を勝ち抜いた6名のファイナリスト、最後まで集中力を切らさずにスポーツ報知杯の栄冠を手にするのはどの選手か！
大村競艇場の最大の水面特徴といえば、何といってもインコースが強いことです。イン1着率は50%以上、3連率は75%を超えています。また大村はスタートが難しいといわれ、目標物が無く、風向きが変わりやすい競走水面なので、スタートが合わせづらいという選手も多い。
6日間に渡って大村の水面を攻略し、昨日の準優勝戦を乗り越え、優勝戦にコマを進めてきた精鋭6名は
1号艇 市川 哲也（広島）
2号艇 正木 聖賢（広島）
3号艇 森高 一真（香川）
4号艇 武重 雄介（山口）
5号艇 米田 隆弘（岡山）
6号艇 加木 郁（山口）
優勝戦の１枠を手に入れたのは市川。昨日の準優勝戦もインから逃げ切り、機力は飛び抜けてはないが、水準以上の仕上がりで安定感がある。本人も足は日替わりだけど準優はいい調整ができたと思う。バランス型で感触も悪くないだけに、大村の水面特性を生かして、優勝戦もしっかり逃げ切ってくれるだろう。
相手本線は2号艇の正木、モーターの伸びは良いがターン回りがしっくりきていないようだった。1マークは最内を差して、何とか2マーク勝負に持ち込みたい。
3号艇の森高もモーターの感触は良く無いようだ。全体的に悪くはないようだが、捲っていけるアシがあるかは微妙。これなら出足、回り足の良い4号艇の武重が面白い。カドからダッシュを生かした全速戦で上位進出を狙う。
