5月16日(木)から5日間シリーズとして行われてきたボートレース蒲郡のKIRIN CUPも本日が最終日、優勝戦を迎える。水面が眩しいナイター競走を勝ち上がり、昨日の準優勝戦をクリアしたメンバーが本日12Rの優勝戦で頂点を競う。
1マークのバック側は全国一の広さを誇り、内枠からでも握って回れる全国有数の高速水面。1コースの勝率が56.1%を非常にインの強い競走水面だが、どこからでも握って回れるため、スタートで後手を踏むと一瞬して舟券圏外まで落ちてしまう危険性もあり、選手にとっては油断できない水面といえるだろう。昨日の優勝戦を勝ち抜き、優勝を狙うファイナリスト6名は、
1号艇 倉谷 和信(大阪)
2号艇 濱本 優一(大阪)
3号艇 鳥飼 眞(福岡)
4号艇 秋元 哲(埼玉)
5号艇 谷川 祐一(滋賀)
6号艇 平田 忠則(福岡)
節一のモーターパワーを誇る鳥飼のセンター戦も魅力だが、今節オール3連対で日を追うごとにスタートが安定している1号艇の倉谷が、先マイから逃げ切る一戦と考える。
準優勝戦は最高のスタートが行けたと満足しており、スタート感を掴んだ倉谷なら1マークで鳥飼に捲られることはないだろう。内からでも握れるコース特性を生かし、最終の優勝戦もインから逃げ切る。
相手本線は3号艇の鳥飼、節一のモーターパワーで倉谷にどこままで迫れるか。カドから攻める秋元にもチャンスあり、3号艇の鳥飼が動くだけに展開を突く場面ができそうだ。
穴では5号艇の谷川、モーター的には中の上ぐらいだが、中枠両者の動き次第で上位進出も十分ありそうだ。