5月23日より6日間のミドル開催で行われきたボートレース浜名湖の公営レーシングプレス杯。4日間の予選を勝ち抜き、準優勝戦を乗り越えてきた精鋭6名。6日間の総決算となる優勝戦、どんなレースになるだろうか。
浜名湖の水面の特徴は広さにある。1マークはスタンドから対岸までの幅が170ｍあり、インでも握って回れるのが大きな特徴だが、1コースの勝率が51.6%と全国平均を下回る。インコースが握って回れるということは、中枠勢も思い切った全速戦が仕掛けられるので、インの勝率が思った以上に伸びないのだろう。
本日12Rの優勝戦も中枠勢の仕掛けが穴をあけるのか、インからしっかり逃げ切るのか、昨日の準優勝戦を勝ち抜いたファイナリスト6名は
1号艇 長岡 良也（兵庫）
2号艇 山室 展弘（岡山）
3号艇 井上 恵一（福岡）
4号艇 金子 龍介（兵庫）
5号艇 坂元 浩仁（愛知）
6号艇 片岡 雅裕（香川）
安定感のある走りの長岡が、出足の良いモーターで優勝へ加速する。今節は4勝をマークしていて、インから3戦3勝と隙がない。後半になるにつれて調子を上げており、最後もしっかりインから逃走する。
相手は2号艇の山室、ここ一番の勝負強さには定評があり、山室も出足の良いモーターを味方に1マークでは最内を差して、2マークでの逆転を狙っている。カドから攻める金子も要注意、回り足のいいモーターだけにスタートで行き切れば、まとめて捲り切るシーンがあるかもしれない。穴は6号艇の片岡、準優勝戦での動きが良かったので、大外の6号艇でも怖い存在といえるだろう。
