5月24日より6日間のミドルシリーズで行われきたボートレース常滑のG3マスターズリーグ第1戦、常滑レジェンドカップ。本日はシリーズの最終日、12Rの優勝戦で令和最初のマスターリーグチャンピオンが決定する。
伊勢湾の東岸に位置する競争水面、水質は海水で外海とは水門で隔てられているので、干満差はない。プール自体も広大で、どのコースからでも全速で攻められるスピード満点の競艇場。水面の広い競艇場はインでも握って回れる為にインコースが強い、常滑の水面も同様で、この時期から夏に掛けては1コースの勝率が55%を超える。
昨日の準優勝戦を突破し、令和最初のマスターズチャンピオンに名を連ねたファイナリスト6名は
1号艇 仲口 博崇（愛知）
2号艇 松本 勝也（兵庫）
3号艇 室田 泰史（福井）
4号艇 渡邊 伸太郎（佐賀）
5号艇 平石 和男（埼玉）
6号艇 吉田 一郎（長崎）
地元の仲口が気合のイン戦で押し切る。全体的にバランスの取れているモーター19号機、回り足や乗り味はいいが、伸びはもう少し欲しいといっていた。モーターもリズムも日を追うごとに良くなっており、最後もしっかりスタートを決めてインから地元優勝を決めにいく。
相手は3号艇の室田、出足は重いといっていたが十分乗れると好気配。持ち味のスタート力を生かせば、1マークで1艇身抜け出す可能性もあり、ひと捲りまで考えられる。次位は内で捌く2号艇の松本、スリットに多少の不安はあるが気になるほどではない。2マークでの逆転を狙って渾身の差しハンドルを入れる。
穴は4号艇の渡邊、展開を付ける足は十分あるというように、モーター自体は悪くない。カドからダッシュを生かし室田の捲りに乗れれば、上位進出の可能性も十分ある。
