6月1日から愛知県常滑市のボートレース常滑で行われるショート開催、トランスワードトロフィー。短期4日間決戦だけに、スタートダッシュが必須条件、初日から緊張感の漂うレースが展開される。
今節の注目選手は常滑で5本の指に入る好モーター7号機を引き当てた、静岡支部の女流レーサー池田浩美選手。G3のオールレディースを含む過去3節の成績は、中間着順が多く本来の動きを欠いていた。今回は頼もしい相棒7号を手にして、前検タイムも6.71と伸びのある動きを見せていた。本日は1Rの1号艇と9Rの4号艇の2回走り、初日のファーストレースから、モーターを生かしたイン逃げが期待できる。
【ドリーム戦予想】
初日のメイン競走は12Rのドリーム戦、短期4日間の開催だけにドリーム戦の着順が、優出に大きなアドバンテージとなるだけに、各選手は1つでも上位の着順が欲しいところだ。常滑の水質は海水、伊勢湾の東岸に位置しプール自体も広大、内でも握って回れるためインが強いのも特徴。近年は1着率50%を超えており、特に春先は1コースの59.0%と高く、ドリーム戦もインの強い結果になるのだろうか?初日のドリーム戦に選ばれた優勝候補の6名は、
1号艇 守田 俊介(滋賀)
2号艇 正木 聖賢(広島)
3号艇 海野 ゆかり(広島)
4号艇 片岡 雅裕(香川)
5号艇 廣中 智紗衣(東京)
6号艇 渡辺 真至(愛知)
SGでも持ち前のスタート力を遺憾なくしている守田が一歩抜けた存在。握って回れる常滑の水面を生かして、インから全速で逃げ切る。守田のモーター29号機は中堅モーターだが、過去3回優出しているのでしっかし戦える足には仕上げてくるだろう。4日間のショート開催だけに、本人もここは譲れないはず。1コースから貫禄の逃げ切りを見せてくれるだろう。
相手はカドから攻める4号艇片岡、こちらは伸び型のモーターでダッシュが生かせれば、スロー勢を叩く事も可能だろう。捌きに定評がある2号艇の正木も侮れない、スタートも守田に合わせ、しっかりついていけば2着の目が見えてくる。穴は6号艇の渡辺、地元の水面だけに一発あっても不思議はない。