5月30日から4日間のショート開催で行われたきたボートレース戸田の第9回スマホマクール杯。本日、6月2日は最終日、ショートシリーズの頂点を決める優勝戦が12Rに行われる。
1コースの勝率が43.7%と全国でも屈指のインコースが難しいイン受難の競争水面。逆にカドから攻める4号艇の勝率が16.5%と2コースを上回る勝率を残している。簡単に言ってしまえば、スピードに乗ったダッシュ勢がスロー勢を飲み込んしまう展開が多く、キーとなるスロー勢の1号艇、カドとなる4号艇の力関係を見極めることが、戸田を攻略する第一歩となるだろう。
難しい水面を勝ち抜き、優勝戦12Rのファイナリストに名を連ねた、精鋭6名は、
1号艇 大谷 直弘（愛知）
2号艇 蜷川 哲平（東京）
3号艇 中嶋 誠一郎（長崎）
4号艇 西山 昇一（愛知）
5号艇 尾嶋 一広（兵庫）
6号艇 齋藤 智裕（埼玉）
3日間の予選をまとめた大谷が1コース、オール3連対で優勝戦も先マイを決めにいく。1号艇の大谷のモーター54号機は戸田で5本の指に入る好モーター、外から捲りが決まりやすい戸田の水面だが、スタートさえ遅れなければそう簡単には捲れない54号機、先マイ決めて優勝へ逃走する。
相手は2号艇の蜷川、伸びなら大谷にも引けを取らないモーターだけに、1マークで最内を差せば、2マークで逆転の可能性も出てくる。3番手として抑えるべきはカドの4号艇西山、捌きには定評があるだけに展開を突くチャンスがありそうだ。穴は6号艇の齋藤、とにかく伸びる61号機、5艇まとめて捲りきれるかは微妙だた、2着争いには食い込んでこれるだけの伸びはある。
