5月30日からスタートしたボートレース児島のG1児島キングカップ開設67周年記念競走。昨日の準優勝戦ではイン逃げあり捲り差しありと、本命と波乱が入り乱れる準優勝戦になった。そんな激戦を抜いた精鋭6名が、児島キングの名を掛けて本日12Rの優勝戦で激突する。
瀬戸内海に面している児島ボートの水面は、潮位の干満によって大きく水面状況が変わる非常に難しい競争水面。満潮時は水面にうねりが発生し、1マークでの捌きが勝敗に大きな影響を及ぼす。
難しい児島の水面を攻略し、昨日の準優勝戦を勝ち抜いたファイナリスト6名、児島キングの名を掛けて戦う猛者たちは
1号艇 吉田 拡郎（岡山）
2号艇 徳増 秀樹（静岡）
3号艇 平本 真之（大阪）
4号艇 菊地 孝平（静岡）
5号艇 茅原 悠紀（岡山）
6号艇 辻 栄蔵（広島）
地元の周年初優勝を狙う1号艇の吉田がイン速攻で逃げ切る1戦。予選1位、準優勝戦1着で優勝戦1号艇を勝ち取った吉田、最後もしっかり決めてくれるだろう。本人もモーターに関して悪いところはない。全体に上位。足で負けることはないと自信を持っている。後はスタートをしっかり決めて、1マーク先制して優勝あるのみ。
相手は2号艇の徳増、本人がコメントしているように出足とターン回りはトップ級の好モーター、2マークでの逆転に向けて1マークは吉田の内へ渾身の差しハンドルを入れる。3番手はスタートの速い4号艇の菊地、カドからダッシュを生かしてスタートを決めれば、1マークでの大逆転も狙える。穴は5号艇の茅原、走りなれた地元の水面、展開を突く足はあるので、一発あるとすれば茅原だろう。
