6月8日から広島県廿日市市にあるボートレース宮島で行われる、G1宮島チャンピオンカップ開設65周年記念。A1レーサーの意地とプライドを掛けた戦いが、6日間に渡って繰り広げられる。
また各選手は、6月18日からスタートするSGグランドチャンピオンに向けて、良いリズムでSGの舞台となる多摩川へ乗り込みたいだろう。
今節の注目選手は宮島の好モーターの1つ72号機を相棒にした静岡支部の徳増秀樹選手。前節のG1児島キングカップでは、見事に優出を果たし、準優勝と非常に良い流れで広島に乗り込んできた。前検のタイムも6秒71と、伸びのある動きを見せていた。初日の今日は4Rの6号艇と10Rの3号艇の2回走り、前節に続いて今節も72号機を相棒に、初日から好スタートを切ってくれるだろう。
【闘神ドリーム戦予想】
瀬戸内海に隣接する競争水面の水質は海水、潮位の差が大きく干潮時は静かな水面だが、満潮時はうねりが出やすくなり、水面が一気に難しくなる。1号艇の勝率は56.5%と全国平均よりも高く、イン優位の競争水面といえるが、干潮時は静かな水面の為に外からの攻めが決まりやすくなるので注意が必要だ。
初日のメインカードは12Rの闘神ドリーム戦、今節の優勝候補といえる、競艇界を代表する選ばれし6名の選手は
1号艇 峰 竜太（佐賀）
2号艇 守田 俊介（滋賀）
3号艇 池田 浩二（愛知）
4号艇 原田 幸哉（長崎）
5号艇 辻 栄蔵（広島）
6号艇 茅原 悠紀（岡山）
昨年の賞金王、1号艇の峰が豪快なモンキーターンで、初日から白星発進を狙う一戦。峰といえば何といっても自身の勝率の高さ、全国勝率8.35は飛び抜けた数字で、宮島の勝率は8.51と地元選手を凌ぐ成績だ。3号艇の池田のモーターが気になるところだが、ここは峰が、しっかりインから仕事をする。
相手は3号艇の池田、モーター43号機はドリーム戦の中では、一歩抜けたモーターといえる。逆転があるとすれば3号艇の池田だろう。池田が攻める展開になれば、2号艇の守田にもチャンスが生まれる。峰の懐が甘くなれば2マーク逆転の可能性も出てくるだろう。穴は5号艇の辻、地元の利を生かして上位進出が期待できる。
