今年3つ目となるSG競走、SG第29回グランドチャンピオンがボートレース多摩川で昨日より開幕した。初日のドリーム戦は、峰がインから持ち味の高速ターンでイン逃げを決めた。2日目は5Rと11Rの2回走り、シリーズリーダーとしてポイントの上積みに成功するのか注目だ。
初日終了時の得点率はドリーム戦を勝った峰が12.00でトップ。寺田祥、萩原秀人、中野次郎、中田竜太、重成一人、白井英治の6人気が10.00で並んでいる。2日目はトップの峰を含め、得点率上位の選手からも目が離せない。
2日目の注目は最終の12R、ドリーム戦で5着だった桐生順平がインからどんな走りを見せるのか、最終12Rの出走メンバーは
1号艇 桐生 順平（埼玉）
2号艇 重成 一人（香川）
3号艇 中野 次郎（東京）
4号艇 魚谷 智之（兵庫）
5号艇 茅原 悠紀（岡山）
6号艇 松井 繁（大阪）
6号艇の松井が前ヅケに来ると思うが、それほど強烈なものでないのでどこまで入り込めるか、3号艇の中野がカドから攻める選択をすれば3コースまでは入れるが、中野まで抵抗しての4対2という形が濃厚だろう。
松井の前ヅケはあるものの、1号艇の桐生のおこしはそれほど深くなることはないだろうから、ここはインから桐生のイン逃げに期待する。相手は2号艇の重成、初日は1コースからイン速攻で白星発進、ここは枠通り桐生の内を差して2マーク勝負。次位は4号艇の魚谷、松井を入れての5カドが濃厚だが、ダッシュをきかした全速戦で上位進出を狙う。穴は5号艇の茅原、魚谷の動き方次第では展開を突くチャンスが訪れる。
