6月18日よりボートレース多摩川で開幕したSG第29回グランドチャンピオン。予選4日間が終了し、準優勝戦を戦う18名が出揃った。
3日目まで予選トップだった峰は、最後に6着と大敗しトップ3から脱落、代わりにトップに立ったのは4日目の12Rで見事な捲り差しを決めた柳沢。本日の準優勝戦は柳沢一、白井英治、太田和美の3選手が1号艇を手にした。
日本一の静水面といわれる多摩川の競争水面、1マークの全速戦に一喜一憂してきたが、本日の準優勝戦からは一発勝負のサバイバル、準優勝戦を勝ち抜き明日のファイナリストに名を連ねるのはどの選手か！
本日は準優勝戦の12Rに注目してみた。予選を突破し優勝戦への切符を狙う猛者たちは、
1号艇 柳沢 一（愛知）
2号艇 毒島 誠（群馬）
3号艇 坪井 康晴（静岡）
4号艇 峰 竜太（佐賀）
5号艇 池田 浩二（愛知）
6号艇 守田 俊介（滋賀）
4日目の最終レースで見事な捲り差しで得点率トップに躍り出た柳沢、いうまでもないが準優勝戦で1着となれば、優勝戦の1号艇もゲットできる。他の5選手よりも、一番気合が入っているのは1号艇の柳沢だろう。
6号艇の守田が前ヅケの動きをみせるかもしれないが内に入るのは難しいだろう。枠番通りの3対3なら、気合十分の柳沢がインから先マイを決めて逃げ切りをはかる。怖い存在は4号艇の峰、前走は2マークで強引なツケマイが流れてしまい6着となったが、機力、捌きは今節も冴えわたっている。カドがダッシュを利かせれが、1マークで覗く可能性もあり柳沢にとっても、やっかいな相手といえるだろう。次位は2号艇の毒島、予選はしっかりと着をまとめ安定感は抜群、1マークは最内を差して柳沢に詰め寄る。穴は5号艇の池田、初日は6着発進と出遅れたが、日を追うごとに動きが良くなっている。5コースからでも、展開を突いて上位進出は可能。
