6月22日より6日間開催で行われているボートレース蒲郡のマクール杯争奪、G3マスターズリーグ第3戦、第2回ガマの鉄人決定戦。昨日の準優勝戦は3レース共にイン逃げ決着、舟券も全て1-2と、得点率上位の選手がきっちり仕事して優勝戦にコマを進めてきた。本日12Rの優勝戦もイン強しの結果となるのだろうか？
年間を通してナイター開催で行われる蒲郡競艇、1マークのバック側は全国一の広さを誇る蒲郡の競争水面。インからでも握って回れる蒲郡は、インの強い競争水面といって良く、1コースの勝率は57.1%と全国平均を上回る。ただ握って回れるのはインコースだけではないので、スタートの遅れはインコースであっても致命的といえる。
昨日の準優勝戦をしっかりインから押し切ってきたファイナリスト6名のファイナルバトル、出場のする6名の選手は
1号艇 後藤 浩（埼玉）
2号艇 江口 晃生（群馬）
3号艇 亀本 勇樹（広島）
4号艇 熊谷 直樹（東京）
5号艇 高橋 二朗（東京）
6号艇 川添 英正（福岡）
インの後藤が絶好枠から押し切る一戦だが、2コースの江口も黙ってはいない。スタートから揺さぶりを掛けてくると思われるが、揺さぶり過ぎると江口も深い2コースで共倒れの危険が出るだけに、ピット離れが互角なら無理な揺さぶりはしてこないだろう。
初日から3連勝、4日目辺りで崩れかけたが、準優勝戦はしっかり逃げ切り持ち直した1号艇の後藤。行き足の良い33号機、スタートで後手を踏まなければ1マーク先マイから逃走態勢が築けるだろう。相手は2号艇の江口、初日は苦しんでいたが2日目の後半から調子が戻り、今節6勝と波に乗る。1マークは渾身の差しから2マークでの逆転を狙う。3番手は3号手の亀本、準優勝戦ではコンマ07のスタートで逃げ切り、勝負所でのスタート力は魅力で、2コースの江口が後藤を揺さぶるようなら、3カドとして引っ張って一気のひと捲りを狙う。穴は4号艇の熊谷、カドからダッシュを生かした全速戦で上位を伺う。
