6月25日から4日間の短期開催で行われているボートレース津の日本財団会長杯争奪戦。3日間の当店率上位6名が優勝戦へ進出、昨日の12Rまで熾烈なポイント争いが行われた。
予選最終戦までもつれたトップ争いだが、超抜モーター45号機を操った石渡が優勝戦の1号艇をゲットした。惜しくもトップ争いは敗れたが、2号艇の山地も石渡に負けない伸びを見せている。
水質は淡水だが海のそばにあるため半海水という感じに混ざり合っている。1コースの勝率は夏場で56.8%と全国平均を上回るインの強さ、春先は60%を超えており、ホーム側広く1コースでも握って回れるのが、インが強い要因となっているのだろう。しかし強風が吹くと、この傾向は一転するだけに、コース上の風のチェックも怠らないようにしたい。
3日間の予選を勝ち抜き、優勝戦にコマを進めた精鋭6名の選手は
1号艇 石渡 鉄兵（東京）
2号艇 山地 正樹（岡山）
3号艇 岡村 慶太（福岡）
4号艇 小坂 尚哉（兵庫）
5号艇 西尾 亮輔（愛知）
6号艇 竹腰 正樹（福井）
エースモーター45号機を乗りこなす1号艇の石渡が優勝戦もしっかり逃げ切ってくれるだろう。最後までトップ争いをした2号艇の山地が気になるところだが、1マークで捲られない限りは、45号機のパワーを生かして逃げ切るだろう。
相手は2号艇の山地、石渡を捲るのは困難なだけに、1マークは渾身の差しからの2マーク勝負、逃げる石渡にどこまで迫れるか。3番手はカドから攻める小坂、徐々に調子を上げてきており、カドからダッシュを生かして上位を狙う。3番手は3号艇の岡村、機力もしっかりしており、どこからでも捌けるハンドル捌きはここでも要注意。
