6月27日から5日間開催で行われているボートレース戸田の関東専門紙カップ。昨日の準優勝戦は地元の黒井と桐生が貫禄の逃げ切り、2レースの準優勝戦で3着まので選手が優勝戦への切符を手にした。
戸田は全国でもインの難しい水面として知られている。1コースの勝率は43.5%と全国平均よりも10%も低い、インコースが勝てない分はダッシュ勢の連対率が良い。ダッシュ勢がスピードを生かして、スロー勢を飲み込むことがよくある。
優勝戦はどんな展開になるのだろうか？昨日の準優勝戦を勝ち抜き、ファイナリストなった選手6名は、
1号艇 黒井 達矢（埼玉）
2号艇 桐生 順平（埼玉）
3号艇 藤山 雅弘（大阪）
4号艇 中田 竜太（埼玉）
5号艇 山本 浩次（岡山）
6号艇 森野 正弘（山口）
新モーターとなった今節、思い切ったモーターの調節ができない中、目を引く動きを見せているのが5号艇の山本、ダッシュを利かせた5コースからどんな攻めを見せるのか、波乱は山本の動きにありそうだ。
優勝戦は地元埼玉の黒井と桐生の一騎打ちムード。予選トップ通過の黒井は、今節4勝をマーク、日を追う毎にモーターもスタートも良くなっており、先マイからのイン速攻で優勝へひた走る。
相手は2号艇の桐生、今節はオール三連対と安定した成績。地元の水面だけにどこを攻めれば良いか分かっているはず、渾身の差しハンドルで黒井にプレッシャーを掛ける。3番手はモーターの伸びが良い5号艇の山本、さすがに黒井や桐生を捲るのはしんどいが、捲り差しての上位進出は十分可能、高配当は5号艇の山本。穴では4号艇の中田、準優勝戦のように上手く立ち回れば、舟券に絡んでくるだろう。
