7月1日から6日間開催で行われているボートレース宮島の第46回岩田杯。昨日の準優勝戦は11Rが差し決着だったが、その他の2レースは順当にインが逃げ切った。地元山口が得点率トップで優勝戦の1号艇、ココは地元優勝に向けて負けられない勝負となりそうだ。
ボートレース宮島の水質は海水、干潮と満潮の差が大きく、満潮時はうねりが出やすく難しい水面になる。1コースの勝率は56.5%と全国平均よりも少し上回る程度、満潮時はうねりのせいで外からの攻めが難しく、イン優位の傾向が強くなる。
6日間の集大成となる本日12Rの優勝戦。昨日の準優勝戦を勝ち抜き、優勝戦に出走する6名の選手は
1号艇 山口 剛（広島）
2号艇 新田 雄史（三重）
3号艇 中野 次郎（東京）
4号艇 瓜生 正義（福岡）
5号艇 古澤 光紀（福岡）
6号艇 山崎 義明（埼玉）
好モーター51号機を相棒に優勝戦の1号艇をゲットした地元の山口。今節は節間6勝、オール2連対と快進撃を続けている。予選トップ通過が示す通り、モーターは非の打ちどころがない仕上がり、5分のスタートを切れば、スリットで抜け出す可能性も十分考えられ、優勝戦の中心は揺るがない。
相手は2号艇の新田、劣勢のモーターを引きながらも、2日目から4日目に掛けて4連勝するなど絶妙な捌きで着をまとめた。さすがに山口を捲るのは厳しく、1マークは気合の差しハンドルで山口にプレッシャーを掛ける。3番手は3号艇の中野、準エースモーターの27号機を武器に、全速戦で山口を追いかける。穴は5号艇の古澤、ダッシュを利かせたスタートからの捲りで上位進出を狙う。
