7月3日から6日間のミドル開催で行われている、ボートレース尼崎のＧⅡ尼崎モーターボート大賞も、いよいよ本日が最終日。昨日の準優勝戦はイン逃げが2本に、2コースからの差しとスロー勢の活躍が目立ったが、優勝戦はどうなるか。
尼崎競艇場の水面は静水面として知られており、水質は淡水で硬めだがハンドルが入りやすく、スピーディーかつダイナミックなレースが展開する。1コースの勝率が58.3%と全国平均よりも高く、インコースの強い競走水面といっていいだろう。
昨日の準優勝戦を突破しファイナリストとなった精鋭6名、尼崎モーターボート大賞の栄冠を求め、ラストバトルとなる優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 河合 佑樹（静岡）
2号艇 佐藤 翼（埼玉）
3号艇 高野 哲史（兵庫）
4号艇 原田 篤志（山口）
5号艇 稲田 浩二（兵庫）
6号艇 仲口 博崇（愛知）
4日目に崩れかかったが、しっかりと準優勝戦で立て直した1号艇の河合。モーター18号機は優出経験のないモーターだが、しっかりと仕上げており伸びも回り足も良い動きを見せている。2号艇の佐藤が強敵だが、スタートで出遅れなければ先マイから逃げ切れるだろう。
相手は2号艇の佐藤、初日、2日目と苦労したが、シリーズが後半になるにつれて調子を上げており3連勝中、コンマ10を切るスタートも連発しており逆転の可能性も十分ある。3番手は3号艇の高野、モーターを生かした全速戦でどこまで河合を追い詰められるか。穴は5号艇の稲田、ダッシュ勢の中では動きは一番。
