7月10日から6日間、愛知県常滑市のボートレース常滑を舞台にボートレース界の頂上決戦、SG第24回オーシャンカップが行われる。ボート界のスーパースターが勢ぞろい、意地とプライドを掛けた予選の2日目が行われる。
初日のドリーム戦は2コースからコンマ09のスタートを切った瓜生が、1マークでインの峰を捲っての1着、2着は3コースから捲り差した吉川で万舟券決着と波乱の結果でスタートした。人気を背負ったインの峰だが、モーター的に苦しくコンマ21のスタートでスリットで若干盛り返すも、瓜生の捲りに抵抗すらできずに5着に沈んだ。
初日は12R中イン逃げは8本と1コースの勝率は67%、10Rはアクシデントがあったが、2R、5R、12Rはまくりでの決着となり、穴を狙うなら差しを狙う選手よりも、捲りにいく選手が狙い目のようだ。
2日目の注目レースは最終レースの12R。初日のドリーム戦に6号艇で出走し、3着に絡み高配当を演出した地元の池田浩二が1コース。地元のエースとして、ここは負けられない一戦になりそうだ。予選12Rの出走メンバーは
1号艇 池田 浩二（愛知）
2号艇 馬場 貴也（滋賀）
3号艇 峰 竜太（佐賀）
4号艇 茅原 悠紀（岡山）
5号艇 丸岡 正典（大阪）
6号艇 長田 頼宗（東京）
初日のドリーム戦では6コースから、伸びしろを目一杯とっての差しで最内をスルスルと伸び、2マークで3着まで押し上げた。本人は満足していない様子だがタイムは出ており、整備の効果は出なかったものの全体的には悪くはない。地元SGの1号艇、ここは慣れた競走水面、地元の意地を見せ、先マイから逃げ切ってくれるだろう。
相手は2号艇の馬場、こちらはギアケースを交換して上昇、伸びは良くなったが回り足にはまだ不安があるようだ。2コースからの捌きなら、1マークは最内を突いて、伸びを生かしての2マーク勝負で池田に迫る。3番手は4号艇の茅原、こちらも整備が全体的な底上げに繋がった。ダッシュを生かしたスタートで上位進出を狙う。穴は5号艇の丸岡、3号艇の峰がモーター的に捲って攻められるか微妙なだけに、外からぶんまわせる丸岡に一発の魅力がある。3号艇の峰は部品交換したけど動きは変わらず、ここは評価しても3着まで。
