7月10日から6日間、愛知県常滑市のボートレース常滑を舞台に、ボートレース界の頂上決戦、SG第24回オーシャンカップが行われている。ボート界のスーパースターが水上で激しいバトル、昨日で予選4日間が終了し準優勝戦のメンバー18名が出揃った。本日の準優勝戦を勝ち抜いた6名が、明日の優勝戦で激突する。
昨日の最終12Rまで予選突破となる上位18名は熾烈を極める中、予選トップ通過を果たしたのが、昨日の最終12Rをインから逃げ切った瓜生正義。本日も最終12Rの1号艇、準優勝戦も勝ち切って、優勝戦の1号艇を手にするのか注目の一戦といえるだろう。予選2位で通過したのは地元、愛知支部のエース池田浩二が11Rの1号艇、3位通過の毒島誠が10Rの1号艇を手にした。
本日の注目レースは最終12R、トップ通過で1号艇を手にした瓜生、勝てば優勝戦の1号艇となるだけに、ここは是が非でも勝ち切りたい一戦。そんな瓜生と対する12Rの出走メンバーは
1号艇 瓜生 正義（福岡）
2号艇 太田 和美（大阪）
3号艇 石野 貴之（大阪）
4号艇 中野 次郎（東京）
5号艇 菊地 孝平（静岡）
6号艇 坪井 康晴（静岡）
1号艇の瓜生のモーター57号機は、出足と回り足が良くてレースしやすいと本人がいうように、非常にバランスの取れたモーターに仕上がっている。昨日のコメントでも、コーナーの立ち上がりからバックストレッチの伸びが良いというように、準優勝戦も先マイを決めてしまえば、捕まえるのは難しいだろう。先マイからの瓜生の逃走劇に期待する。
相手は3号艇の石野、モーター21号機を伸び型のモーターに仕上げた。本人も戦える足と納得しているだけに、捲り差しから瓜生にプレッシャーを掛ける。3番手は2号艇の太田、ペラを叩いて機力アップ、足は普通でもレースしやすいモーターになったのなら、得意の捌きで内から瓜生に迫る。穴は5号艇の菊地、艇界一のスタート力はオーシャンカップでも健在、ここ一番のスタートダッシュで一撃があるなら5号艇の菊地だろう。
