東京都江戸川区東小松川に位置するボートレース江戸川で行われている第19回スカッとさわやか杯。7月11日から6日間のミドル開催で行われてきた今シリーズ、江戸川競艇場の準優勝戦は2レース制で、3着までが優勝戦に進出できる。
昨日の準優勝戦ではイン逃げに2マークでの逆転劇と、波打つ難しい水面に相応しい、最後まで順位の入れ替わる大激戦となった。本日12Rの優勝戦はどのような展開になるのだろうか？
江戸川競艇場の水面は、スピードバトルの静水面とは真逆の水面。非常に波打つ水面でまさに波に乗る上手さ、しっかりとハンドルを入れる技術が必要になる競走水面。1コースの勝率も49.7%と50%を切っており、何が起こるか分からない波打つ水面、スタートからゴールまで一瞬たりとも目が離せない。
非常に難しい水面を乗りこなし、昨日の準優勝戦を勝ち抜いたファイナリスト6名、本日112Rの優勝戦で対戦するメンバーは
1号艇 岩瀬 裕亮（愛知）
2号艇 山崎 義明（埼玉）
3号艇 杢野 誓良（愛知）
4号艇 川尻 泰輔（埼玉）
5号艇 柳生 泰二（山口）
6号艇 鈴木 諒祐（静岡）
劣勢のモーター52号機をキッチリ仕上げた1号艇の岩瀬。準優勝戦で見せた2マークでの捲り差しはモーターが出てないと出来ない技。引き波に飲み込まれずに、中を割って伸びてきたということは、伸びも回り足もしっかり出ているということだ。優勝戦も先マイできれば、モーターパワーで押し切れる。
相手は好モーターを引き、安定感抜群の走りを見せる2号艇の山崎。岩瀬が1マークでもたつくようなら、差して2マーク逆転も十分考えられる。3番手は4号艇の川尻、準優勝戦は捲りにいったが捉えきれずに3着。今度はダッシュを利かせ、逃げる岩瀬を捉えにいく。穴は5号艇の柳生、4号艇の川尻が動けば展開を突くチャンスが生まれる。
