7月23日から6日間開催で行われているルーキーシリーズ第11戦、ボートレース丸亀のスカパー！・ＪＬＣ杯争奪。昨日の準優勝戦を勝ち抜いた精鋭6名が、本日12Rの優勝戦で激突する。昨日の準優勝戦はイン逃げにカド捲りと、ルーキーらしいスピード溢れる攻めが1マークで見られた。優勝戦の1号艇を手にしたのは愛知支部のルーキー前田篤哉、デビュー初優勝に向けて準備は整った。
まるがめボートレース場の競走水面は、海水で潮の満ち引きがレースに大きな影響を与える難しい水面。風向きは1年を通して北からの向かい風が多く、特に冬場は季節風の影響で強く吹くので注意が必要。1コースの勝率は54.1%と全国平均を変わらない数値を残している。
激しい予選を突破し、昨日の準優勝戦を勝ち抜いたファイナリスト。本日の優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 前田 篤哉（愛知）
2号艇 近江 翔吾（香川）
3号艇 佐藤 隆太郎（東京）
4号艇 竹田 和哉（香川）
5号艇 中田 達也（福岡）
6号艇 松尾 充（三重）
昨日の準優勝戦は、インから逃げるも2コース、3コースが凹む苦しい展開だったが、インからしっかり握って回り逃げ切った1号艇の前田。今節は昨日の準優勝戦を含めて6勝、インコースからは2戦2勝と安定した走りを見せている。モーターの58号機は中堅クラスのモーターだが、上手く引き出し伸び回り足も悪くない。デビュー初優勝への準備は整った、後は自分を信じてスタートで攻めるだけ。
相手は3号艇の佐藤、日を追う毎にモーターもリズムも良くなっている。準優勝戦で見せた伸び足は強力、全速戦で前田にどこまで迫れるか。2号艇の近江、4号艇の竹田と地元の二人にも注目。カドから攻める4号艇の竹田を3番手とするが、走り慣れた地元水面、両者ともに攻めるポイントは知っている。
