7月31日からスタートしたボートレース住之江の報知新聞大阪発刊55周年記念、第37回全国地区選抜戦。本日から6日間に渡って、夏の暑さを吹き飛ばすような熱戦が、繰り広げられる。
今節の注目選手は住之江のエースモーター17号機を手にした福岡支部の松田大志郎選手。前節の芦屋のG2モーターボート大賞で、勝ち星を挙げることができずに苦しい6日間となっただけに、今節はエースモーターを味方に快進撃が期待される。
本日は2レースの3号艇と11レースの5号艇の2回走り、どちらもモーターを生かせる全速戦が仕掛けられるだけに、初日から注目の選手といっていいだろう。
【報知ドリーム】
細長いコース水面が特徴の住之江の競走水面、夏は向かい風、秋・冬は追い風が多いが、スタンドと大型映像装置が東西の風を遮るので、横風発表になることはほとんどない。水質は硬い淡水で、特に返し波が発生する2マークのターンは難しく、2マークでの逆転劇が良く見られる。1コースの勝率は56.5%と全国平均よりも高く、イン優位の競走水面と考えて良いだろう。
初日の本日は12Rにドリーム戦の報知ドリームが行われる。ドリーム戦に出走する今節の優勝候補の6名は
1号艇 山田 康二（佐賀）
2号艇 重野 哲之（静岡）
3号艇 市橋 卓士（徳島）
4号艇 福来 剛（東京）
5号艇 岡田 憲行（大阪）
6号艇 稲田 浩二（兵庫）
前検では伸び足、回り足は良かったものの、出足に不安を抱えていた山田。ドリーム戦までにしっかり修正してくると思うが、スタート展示には注目して頂きたい。スタートさせしっかり出られれば、イン速攻で逃げ切れる。
相手は3号艇の市橋、思い切りの良さが身上で前検の動きは特筆できるものではなかったが、その分スタートを攻めていたので、ドリーム戦も3コースから捲り、捲り差しで山田に襲いかかる。3番手は4号艇の福来、インの山田が出足に不安があるだけに、ダッシュを生かしたスタートが切れれば、福来にも十分チャンスがある。穴は6号艇の稲田、稲田もスタートには定評のある選手、早いスタートを決めれば6号艇の稲田が高配当を呼び寄せる。
