7月29日より佐賀県の唐津市にあるボートレース唐津にて行われているヴィーナスシリーズ第7戦、RKBラジオ杯。昨日の準優勝戦は3レース共にイン逃げ決着となり、得点率上位の選手が順当に優勝戦へコマを進めた。予選トップ通過の平高は、昨日の準優勝戦もインから逃げ切り、優勝戦の1号艇を手に入れた。
ボートレース唐津の水面は南北方向にレイアウトされ、陸風・海風の影響を受ける前半レースは向かい風、後半レースは追い風と、1日のうちでも変化することが多い。水質は淡水で、1コースの勝率は52.5%と全国平均よりも若干低い程度、風の影響でインが強くなった弱くなったりするので注意が必要だ。
激しい予選競走を勝ち抜き、準優勝戦を勝ち抜いたファイナリストの6選手。優勝戦のラストバトルに出走するメンバーは
1号艇 平高 奈菜（香川）
2号艇 守屋 美穂（岡山）
3号艇 大山 千広（福岡）
4号艇 小野 生奈（福岡）
5号艇 渡邉 優美（福岡）
6号艇 今井 裕梨（群馬）
準優勝戦はコンマ05のトップスタートで逃げ切った1号艇の平高。モーター42号機は低勝率モーター、良いのは行き足と乗り心地。他の足は普通でいい人には伸びられるというように、スタートには課題があるようだ。それでも3日の後半から現在5連勝、ラストの優勝戦も自分を信じてスタート行くのみ。
相手は2号艇の守屋、平高とは対象的に守屋の54号機は2連対率41.6%を誇る好モーター、出足を中心に日に日に良くなっていると本人も納得のモーターといえる。差すにも捲るにも、平高を倒すなら1マークで半艇身は前にいたい。3番手は3号艇の大山、ペラの方向性が分かってきたというように、今までは調整が合わず伸びも平凡だった。コツを掴んだのは確かで、優勝戦で化けるとすれば3号艇の大山だろう。穴は5号艇の渡邉、ペラを叩いてターン回りが良くなった、展開を突ける足があるので注目したい。
