7月30日より三重県津市藤方にあるボートレース津にて行われているBTS名張4周年記念、モンスターカップ。昨日の準優勝戦は3レース共にイン逃げ決着、得点率上位の選手が順当に優勝戦にコマを進め、12Rを逃げ切った中澤和志が優勝戦の1号艇をゲットした。
ボートレース津の水質は淡水だが、海のそばにあるため半海水。ボートレース津は1マークホーム側の幅が全国でも2番目に広いため、インからでも握って回れるのが特徴。
1コースの勝率は56.8%と全国平均よりも高く、冬場から春先に掛けてはインの強さがさらに上昇する。基本的にはインコース優位の競走水面といっていいだろう。
激しい予選、準優勝戦を勝ち抜いたファイナリストの6選手。優勝戦のラストバトルに出走するメンバーは
1号艇 中澤 和志（埼玉）
2号艇 坪井 康晴（静岡）
3号艇 塩田 北斗（福岡）
4号艇 中村 尊（埼玉）
5号艇 吉川 喜継（滋賀）
6号艇 渡邊 伸太郎（佐賀）
好モーター72号機を相棒に今節7勝と圧巻の強さを見せる中澤。フライング1本持ちで、スタート踏み切れないのではという懸念もあるが、昨日の準優勝戦はコンマ11のスタートを切っており、インは3戦3勝と付け入る隙を与えていない。優勝戦もスタートで遅れるようなことが無い限り、イン速攻で優勝を掴み取る。
相手は2号艇の坪井、17号機は中堅クラスのモーターだが、持ち前の捌きの上手さで着をまとめた。1マークは最内を突いて2マークでの逆転を狙う。3番手は3号艇の塩田、全速戦を得意とする塩田にとって3コースは得意のコース、1マークは捲り差しで中澤に迫る。穴は5号艇の吉川、準優勝戦で見せた差しハンドルは絶品。今度は5コースからの捲り差しで上位を狙う。
