8月1日から6日間の日程で行われているボートレース琵琶湖で開設67周年記念、G1びわこ大賞。真夏の熱い戦いも本日が最終日、12Rの優勝戦でタイトルを手にするのはどの選手か。
昨日は波が立ち全体的に波乱の多い戦いとなった競走水面、10Rでは2コースから安河内が差し切り勝ち、続く11Rは3コースから丸野が差して1着。12Rも荒れるのかと思われたが、得点率トップの長田がインからしっかりと逃げ切り、優勝戦の1号艇を手にした。
琵琶湖競艇場は日本一の淡水湖である琵琶湖にあり、標高も普通の競艇場に比べ高い位置にある。水質は淡水で、水が硬い上に標高が高いので、ダッシュ勢の出番が多くなり、まくりも決まりやすくなる。1コースの勝率42.9%と全国平均よりも10%も低く、水面の特性通りダッシュ勢の捲りや差しが決まりやすい傾向にある。
昨日の準優勝戦を勝ち抜き、優勝戦への切符を手にした精鋭6名。12Rの優勝戦で対戦するメンバーは、
1号艇 長田 頼宗（東京）
2号艇 安河内 将（佐賀）
3号艇 丸野 一樹（滋賀）
4号艇 桐生 順平（埼玉）
5号艇 今垣 光太郎（福井）
6号艇 瓜生 正義（福岡）
準優勝戦でもインから逃げ切ってみせた1号艇の長田。モーター23号機は中堅クラスのモーターだが、日増しにパワーを増しており、準優勝戦でも文句なしのパフォーマンスを見せた。自身の捌きも安定しており、今節はオール3連単で4勝をマークしている。1コースでも2戦2勝と安定しており、最後もインから速攻を決め、自身2度目のG1勝利を掴みにいく。
相手は3号艇の丸野、モーター53号機は実績的にも長田のモーターを上回るハイパワー、準優勝戦でも3コースから差し切ったように、優勝戦もセンターから長田を仕留めに行く。3番手は2号艇の安河内、モーター52号機は3号艇の丸野に匹敵するぐらいの好モーター、2コースから差し切った準優勝戦の再現を狙う。穴は5号艇の今垣、2日目の転覆を除けばオール2連対、一発あるなら5号艇の今垣だろう。
