8月1日から6日間の開催で行われているボートレース福岡、誰が勝っても福岡初優勝！マクール杯。昨日、優勝戦が行われる予定だったが、台風の影響で中止順延、本日が最終日となり優勝戦が行われる。
ボートレース福岡は、那珂川の河口に位置しており、1マークは那珂川の川面に半分近く張り出していているために、風向き、風力、潮の干満によって、うねりが発生する。また1マーク付近で海水と淡水がぶつかり合い、複雑なうねりを作り出す。1マークどう乗り切るかがボートレース福岡の水面攻略といって良いだろう。
1コースの勝率は52.9%と全国平均と変わらないぐらいの数値を残しており、1マークのうねりはインコース選手もやっかいだが、攻める選手にとっても一筋縄では行かないので、全体的に見るとインコース優位の競走水面といえる。
台風の影響で本日になった優勝戦が選手にどう影響するのか、誰が勝っても福岡初優勝！マクール杯の優勝戦、ファイナルバトルに出走するメンバーは
1号艇 乙藤 智史（福岡）
2号艇 安達 裕樹（三重）
3号艇 船岡 洋一郎（広島）
4号艇 平本 真之（愛知）
5号艇 荒川 健太（三重）
6号艇 松尾 祭（香川）
地元福岡での優勝戦、悲願の当地初優勝へ向けて、1号艇の乙藤が躍進する。モーターの36号機は勝率6.14、2連対率50.0%を誇る好モーター、機力は節イチともいえるぐらい仕上がっており、特に出足系統は抜群の伸びを見せる。スタートで後手を踏まなければ、1マークで先マイは濃厚、当地初優勝に向けて準備は整った。
相手は4号艇の平本、予選トップ通過を果たすも、準優勝戦で2着となり1号艇の逃した平本。機力的には乙藤に劣るため、持ち前の旋回力で活路を見出す。3番手は2号艇の安達、今節はスロースタートからは全て2着以内と安定した走りを見せる安達、1マークは最内突いて逃げる乙藤を追いかける。穴は5号艇の荒川、準エースモーターの34号機を武器に、全速戦で上位を伺う。
