8日7日から5日間開催で行われているボートレース児島、「ガァ～コの部屋」開設12周年記念競走。昨日の準優勝戦は3レース共にイン逃げ決着、2着もスロー勢が独占し得点率上位の選手が順当に勝ち上がった。本日12Rの優勝戦もスロー勢優位のイン逃げ決着で決まるのか。
瀬戸内海に面しているボートレース児島は、潮位の干満によって大きく水面状況が変わる難しい競走水面。満潮時は水面のうねりの影響で、ターン時に舟がバタつきやすく、攻めるのが難しい水面になる。1コースの勝率は56.2%と全国平均よりも高く、満潮時を含めインコースが優位の競走水面といっていいだろう。
三日間の予選を突破し、昨日の準優勝戦を勝ち抜いた上位6名。本日12Rの優勝戦ファイナルバトルに出走するメンバーは
1号艇 原田 幸哉（長崎）
2号艇 福田 雅一（香川）
3号艇 池田 雄祐（愛知）
4号艇 清水 攻二（山口）
5号艇 桂林 寛（福岡）
6号艇 烏野 賢太（徳島）
低勝率モーターながらも持ち前の捌きの上手さで予選トップ通過を果たした1号艇の原田。準優勝戦もインから危なげなく押し切り、優勝戦のポールポジションをゲット。百戦錬磨の原田なら、優勝戦も期待に応える走りをしてくれるだろう。
相手は3号艇の池田、今節はスタートが見えており、抜群のスタートを連発している。好スタートからの全速戦で原田にどこまで迫れるか。3番手は4号艇相手は2号艇の原田、モーター27号機は非常に伸びのあるモーターだが、本人いわくバランスはイマイチのようだ。伸びを生かした差しハンドルで、2マークでの逆転を狙う。3番手は4号艇の清水、日に日に上向いて昨日の動きも非常に良い動きを見せていた。回り足とターン後がいいので、ダッシュを生かしたスタートが切れれば原田の脅威になることは間違いないだろう。穴は5号艇の桂林、こちらも日増しに良くなっており、展開を突く足はあるので要注意。
