8月9日から7日間のロング開催で行われているボートレース下関、地域情報新聞ほっぷ杯。8月15日が台風接近の影響により中止順延となったために、本日16日が最終日となった。一昨日行われた準優勝戦、9Rは松田イン逃げ、10Rでは3コースから捲くりを決めた新田が1着、11Rはインから岡田が逃げ切った。11Rを逃げ切った岡田が得点率トップで優勝戦の1号艇を手にした。
全国6番目のナイター開催がスタートした下関の海響ドリームナイター。他の場よりも高い位置にあるLEDを使った照明灯で、全国で一番明るいナイター場となっている。ピットから2マークまでの距離が173mもあるのでインが深くならず、インが主導権を握るのはナイター開催になっても同じと考えて良いだろう。1コースの勝利は夏場で54.6%だが、冬場や春先は60%を超えることもあり、インコース優位の競走水面といって良いだろう。
長い予選を突破し、準優勝戦を勝ち抜いた上位6名。中止順延で1日空いた影響が出るのか、本日12Rの優勝戦ファイナルバトルに出走するメンバーは
1号艇 岡田 憲行（大阪）
2号艇 松田 大志郎（福岡）
3号艇 新田 泰章（広島）
4号艇 山室 展弘（岡山）
5号艇 新良 一規（山口）
6号艇 井上 大輔（岡山）
地元の5号艇の新良が動きそうだが、内の選手も譲らず5対1になるのであれば動かない方が賢明か、スタート展示での新良の動きには注意が必要。
現在4連勝中、4日目の4着を除けばオール2連対と安定感抜群の岡田が、優勝戦もインから速攻で逃げ切りを狙う。モーター35号機は低勝率モーターだが、予選、準優勝戦と調整を加え戦える足は出来ている。
相手は3号艇の新田、準優勝戦では3コースからの捲りで1着。伸び型のモーター44号機で、準優勝戦の再現を狙う。3番手は4号艇の山室、下関のエースモーター42号機を操り優出。カドからダッシュを利かしたスタートが決められれば、1マークで先マイの可能性も十分ある。穴は2号艇の松田、3号艇の新田、4号艇の山室が攻め込めば、差す松田に展開が向く。
