8月11日から三重県津市の相川河口に位置するボートレース津で行われている中京スポーツ・三重テレビ、納涼しぶき杯争奪戦。8月14日は後半戦が中止となり、15日は丸一日中止となり、17日が最終日となった。
昨日の準優勝戦、10Rはインから渡邉が押し切ったものの、11Rは2コースから荒川が差し切って1着、12Rは三重の絶対的エース井口をカドから捲くった松尾が勝利し3万台の高配当決着。準優勝戦を唯一逃げ切った渡邉が優勝戦の1号艇を手にした。
ボートレース津の競走水面は淡水だが、海のそばにあるため半海水に近い。1コースの勝率が57%と全国平均よりも高く、春先は60%を超えることもある。1マークホーム側の幅が全国でも2番目に広く、インでも握って回れる広さがイン優位の要因といっていいだろう。
中止もあった今節を乗り越え、波乱の準優勝戦を勝ち抜いた精鋭6名。本日12Rの優勝戦ファイナルバトルに出走するメンバーは
1号艇 渡邉 俊介（愛知）
2号艇 荒川 健太（三重）
3号艇 松尾 拓（三重）
4号艇 桐本 康臣（三重）
5号艇 新田 雄史（三重）
6号艇 松尾 充（三重）
1号艇の渡邉（愛知支部）vs他艇（三重支部）という図式になった優勝戦。強気に攻める3号艇と6号艇の松尾ブラザースが気になるが、節間4勝をマークし、オール3連対でインも2戦2勝の渡邉が、三重勢の追撃を退け逃げ切ると見ていいだろう。
相手は3号艇の松尾、準優勝戦でもカドから一気に捲り切っており、今節は強気の攻めが目立っている。優勝戦も3コースから、全速戦で渡邉を猛追する。
3番手は4号艇の桐本、準優勝戦は差されてしまったものの、好モーター54号機のパワーは脅威、3コースの松尾が攻めてくれれば、展開的にも魅力。
穴は5号艇の新田、今節は1勝と少ないが2着5本と捌きは充実、展開を突く足があるだけに、一発あるとすれば5号艇の新田が狙い目。
