地元の大阪支部の選手が競い合うお盆レース、ボートレース住之江の大阪ダービー第36回摂河泉競走。8月15日は台風接近による中止順延となり、本日が最終日となった。昨日の準優勝戦では3レース共にイン逃げ決着、得点率上位の選手が順当に勝ち上がり、9Rを逃げ切った湯川が優勝戦の1号艇を手にした。
夏は向かい風、秋・冬は追い風が多いが、四季を通じて無風の時が3割以上を占めるボートレース住之江の競走水面。また、スタンドと大型映像装置が東西の風を遮るので、横風発表の日は年間を通じてほとんどない。1コースの勝率は57.9%と全国平均よりも高く、インコース優位の競走水面といっていいだろう。
誰もが手にしたい地元優勝、昨日の準優勝戦を勝ち抜いた精鋭6名。本日12Rの優勝戦に出走するメンバーは、
1号艇 湯川 浩司（大阪）
2号艇 岡村 仁（大阪）
3号艇 石野 貴之（大阪）
4号艇 太田 和美（大阪）
5号艇 上條 暢嵩（大阪）
6号艇 井上 一輝（大阪）
初日からハイパワーを見せつけるモーター88号機を操る1号艇の湯川、準優勝戦は3コースから攻められるも、牽制しながら逃げ切り優勝戦の1号艇を手にした。今節はハイパワーを思う存分に生かし、オール3連単の活躍を見せており、優勝戦もスタートで大きく遅れない限りは、インからの速攻で勝負を決める。
相手は3号艇の石野、準優勝戦は3コースから綺麗に捲り差して1着。優勝戦も昨日の再現で、1号艇の湯川を追いかける。3番手は4号艇の太田、準優勝戦は差されてしまったが今
節はオール3連対と捌きは一級品。4カドからダッシュを利かせたスタートで、上位進出を狙う。穴は5号艇の上條、石野、太田が攻めれば、展開を突くチャンスができるだろう。
