8月19日からスタートしてボートレース下関のお盆レース、下関市議会議長杯争奪、クリスタルカップお盆特選。昨日の準優勝戦、9Rでは4コースから上平が捲り差しで波乱の決着、10R、11Rはイン逃げ決着で決まるものの、2着は外枠勢のオッズ的にも波乱の決着となった。11Rを逃げ切った長尾が優勝戦の1号艇をゲット、地元優勝へ向けて王手を掛けた。
2017年4月からナイター開催がスタートし、照明が高い位置にあるため、競走水面が明るいナイター場として知られている。水質が海水のため体重差が出にくく、重量級レーサーの豪快なモンキーターンも良く見られる。1コースの勝率は夏場で54.6%、冬場になる60%を超え、イン優位の競走水面といって良いだろう。
激しい予選を勝ち抜き、波乱の準優勝戦を乗り越えてきたファイナリスト。12Rの優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 長尾 章平（山口）
2号艇 上平 真二（広島）
3号艇 山地 正樹（岡山）
4号艇 海野 康志郎（山口）
5号艇 原田 篤志（山口）
6号艇 大賀 広幸（山口）
2連対率65.8%を誇る下関のエースモーター63号機を操り、しっかりと着をまとめて優勝戦の1号艇を手にした長尾。スタートで遅れなければ、先マイから逃げ切れる。優勝戦は自分との闘い、スタート決めて地元優勝を掴み取る。
相手は2号艇の上平、初日の6着が響いたが、準優勝戦では展開を上手く突いての捲り差し、優勝戦は迷わず差して2マークでの逆転を狙う。3番手は4号艇の海野、今節はスタートが見えているだけに、カドからダッシュを利かせたスタートを切れば、逃げる長尾の背中か見えてくる。穴は5号艇の原田、伸び型のモーターでチャンスあり。海野が動けば展開が向く。
