8月21日から6日間の日程で行われているボートレース桐生、清酒、赤城山、近藤酒造杯。昨日の準優勝戦は3レースとイン逃げ決着、ダッシュ勢で優勝戦に進出したのは12Rの浅見だけで、得点率上位のスロー勢が順当に優勝戦に勝ち上がってきた。ポールポジションを手にしたのは、予選トップ通過で11Rを逃げ切った徳増が手にした。
1年間を通してナイターで開催されるボートレース桐生。標高が高く、モーターパワーに出足が弱めになる為に、スタートのタイミングが重要な競走水面。冬は赤城おろしと呼ばれる強風で水面が荒れるが、夏場は穏やかな水面が多い。1コースの勝率は52.5%と全国平均よりも若干低い、インが強いことは確かだが、2コースからの差し、3コースからの捲りにも気を付けたい。
厳しい予選と準優勝戦を勝ち抜いた6名のファイナリスト、12Rの優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 徳増 秀樹（静岡）
2号艇 福来 剛（東京）
3号艇 中澤 和志（埼玉）
4号艇 石岡 将太（群馬）
5号艇 吉田 光（佐賀）
6号艇 浅見 昌克（埼玉）
中堅クラスのモーターを上手く調整してきた1号艇の徳増。今節はオール3連対、スタートも平均もコンマ12と速く、徳増自身の気力も捌きも充実している。スタートで後手を踏まない限りは、先マイからの逃げ切りが濃厚。
相手は2号手の福来、エースモーター29号機を操り節間4勝の活躍、モーターパワーで捲るのが理想だが、最内を差しての2マーク逆転が順当だろう。3番手は4号艇の石岡、地元の優勝戦だけに気合が入る石岡、ダッシュを利かせたスタートで上位に食い込む。穴は5号艇の吉田、4号艇の石岡が攻めるだけに上手く流れに乗れれば、一発逆転も期待できる。
