ボートレース発祥の地、大村競艇場で昨日からスタートした、SG第65回ボートレースメモリアル。昨日のドリーム戦は天候悪化に伴い、スタート展示もレースの周回数も短縮する中で、2コースから鋭い差しを見せた峰がドリーム戦を勝利し、シリーズリーダーとなった。本日は2日目、初日に出遅れた選手の巻き返しに注目が集まる。
昨日今節の注目選手としてお伝えした、地元の中村亮太選手。ハイパワーを武器に6Rで見事なイン速攻を決め1着なり、2日目もどんなレースを見せてくれるのか楽しみだ。
初日のレース結果を見てみると、12R中イン逃げが決まったのは僅か4レース、後半の8レース以降は、1度もイン逃げが決まらず、3コースからの捲りや捲り差し、2コースからの差しが決まり、1コースの勝率67.9%というインコースの強さが見られない1日となった。2日目もイン受難のレースとなるのか、本来の強さが蘇るのか、前半戦から注目しておきたい。
2日目の注目レースは最終の予選12R。ドリーム戦で2コースから差し切った峰選手が1コースで出走、ココも勝って得点率トップをキープするのか注目のレースといえるでしょう。予選12Rの対戦メンバーは
1号艇 峰 竜太（佐賀）
2号艇 重成 一人（香川）
3号艇 田村 隆信（徳島）
4号艇 赤岩 善生（愛知）
5号艇 石野 貴之（大阪）
6号艇 平本 真之（愛知）
ドリーム戦の動きを見て分かるように、回り足の良い1号艇の峰。出足や伸びに関しても特筆するものではないが、他の選手に劣るというものではない。スタートの安定感は信頼できるものがあり、先マイが濃厚なだけに鋭いモンキーターンで逃走する。
相手は2号艇の重成、ドリーム戦では6コースから2着争いをするほどの伸びを見せていた。2マークでキャビってしまい、結果的に4着となったが機力自体は悪くなく、定番通り1マークは差し、2マークでの逆転を狙う。3番手は5号艇の石野、センター勢のモーターがあまり良くないだけに、伸び足のいい石野が上位に食い込む。穴は6号艇の平本、出足、回り足が良く機力上位、5号艇の石野が仕掛ければ、平本に展開を突くチャンスが回ってくる。
