ボートレース発祥の地、大村競艇場で8月27日からスタートした、SG第65回ボートレースメモリアル。本日は最終日、12Rの優勝戦で第65回ボートレースメモリアルの覇者が決定する。昨日行われた準優勝戦、9R、10Rとイン逃げ決着で決まったものの、11Rの準優勝戦は、得点率トップの峰を含む3艇がフライングとなり、大波乱の結果となった。その結果、10Rを逃げ切った毒島が優勝戦の1号艇の手にした。
大村ボートの水面特性といえば何といってもインコースの強さ、1コースの勝率は65%、3連率は75%を超えており、1号艇の中心のレースの展開を考えるのが無難だろう。6日間の集大成となる優勝戦、第65回ボートレースメモリアルの優勝者となるのはどの選手か、12R優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 毒島 誠（群馬）
2号艇 前本 泰和（広島）
3号艇 菊地 孝平（静岡）
4号艇 石野 貴之（大阪）
5号艇 重成 一人（香川）
6号艇 桐生 順平（埼玉）
中堅クラスのモーター20号機を調整し、出足、行き足のいいモーターに仕上げた1号艇の毒島。初日から3日目まではオール2連対、4日目に6着とリズムを崩しかけたが、準優勝戦で1着と巻き返した。今節1コースからは2戦2勝、スタートもコンマ06、コンマ09と見えており、絶対に譲らないそんな意気込みさえ感じられる。優勝戦の1号艇、気合のスタートを決めてイン速攻で優勝を掴み取る。
相手は2号艇の前本、今節は5着以下の大崩れがなく、終始安定した走りを見せている。定番通り1マークは最内を差して、2マークでの逆転を狙いに行く。3番手は3号艇の菊地、準優勝戦はコンマ03というキレキレのスタート。艇界一のスタート巧者、SGの優勝戦、もちろんスタート勝負で捲りに行く。穴は5号艇の重成、日増しに動きも良くなっており、捌きには定評があるだけに要注意。
