9月3日からボートレス浜名湖で行われているG2荒海巧者vs広海巧者、海賊王決定戦ＭＢ大賞も本日が最終日、12Rの優勝戦で頂点が決まる。昨日行われた準優勝戦、3レース共にイン逃げ決着となり、相手もスロー勢の2号艇と3号艇の決着と、内側の選手が好枠を利して勝ち上がった。予選トップ通過の深谷は12Rを逃げ切り、優勝戦の1号艇の手に入れた。
浜名湖の競走水面はスタンドから対岸まで170ｍあり、全国の競艇場の中でも広い。水質は淡水と海水とが混じり合う汽水、コースが広いので1マークはどこからでも握って回れ、1マークはスピーディーなスピード戦が展開される。1コースの勝率は51.8%と全国平均の54.8%よりも少し低い、50%以上の確率でイン逃げが決まるのでインコース優位の競艇場のように見えるが、全国からみればインが弱い競艇場といっていい。
予選の激しいバトルを突破し、昨日の準優勝戦を勝ち抜いた6名の選手、12Rの優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 深谷 知博（静岡）
2号艇 磯部 誠（愛知）
3号艇 永田 秀二（東京）
4号艇 佐藤 翼（埼玉）
5号艇 松本 勝也（兵庫）
6号艇 安達 裕樹（三重）
好モーター65号機を味方にオール3連対の活躍を見せる地元の深谷。今節は3勝をマークしており、1コースからは2戦2勝。出足・回り足の良いモーターなので、1マークを先に回れば優勝が見えてくる。地元のタイトル戦だけに深谷の気合も十分。
相手は3号艇の永田、捲りの決まりやすい浜名湖の競走水面、3コースからの全速戦で深谷を追走する。3番手は2号艇の磯部、日を追う毎にリズムが良くなっており、小さく差して2マークでの逆転を狙う。穴は6号艇の安達、優勝戦に入ってもモーターでリードしていると感じるエースモーター59号機、機力で抜けているだけに要注意。
