9月6日から6日間開催でスタートしたボートレース三国の三国優出者バトル、最終日の本日は12Rで優勝戦が行われる。昨日の準優勝戦は3レース共にイン逃げ決着、2着には3号艇と5号艇が絡み、差した選手よりは全速で握った選手の方が良い結果を残している。予選トップ通過の池田が準優勝戦も逃げ切り、優勝戦のポールポジションを手に入れた。
三国競艇場の競走水面はプール型の長方形になっており、淡水で水の流れはなく、水面が硬いのが特徴。夏場は海風が吹き、冬場は強い北風が吹く。年間を通してホームからの追い風が多く、インコースが主導権を握る傾向が強い。1コースの勝率は55.6%と全国平均と同じぐらい、インコース優位な競走水面だが、センターからの捲りや捲り差しには注意が必要。
4日間の予選を勝ち抜き、一発勝負の準優勝戦を突破した精鋭6名、12Rの優勝戦に出走するメンバーは、
1号艇 池田 雄一（静岡）
2号艇 奈須 啓太（福岡）
3号艇 高野 哲史（兵庫）
4号艇 藤生 雄人（群馬）
5号艇 藤本 佳史（山口）
6号艇 吉川 喜継（滋賀）
今節は4勝2着4回と、非常に乗れている1号艇の池田。モーター13号機は中堅クラスのモーターだが調整が上手くいったようで、本人が言うようにバランスの取れた良いモーターに仕上がった。昨日の2走もコンマ07、コンマ08のスタートで連勝。スタートもしっかり見えているので、インから先マイで優勝を決める。
相手は3号艇の高野、現在4連勝中とリズムは一番、スタートもコンマ08、コンマ09と見えており、3コースからの全速戦で逃げる池田を追い掛ける。3番手は4号艇の藤生、ペラの調整が上手くいっているというように、昨日は良い動きを見せていた。カドからスタートダッシュを決めて、逃げる池田を追撃する。穴は5号艇の藤本、今節は白星が無いものの、しっかりと着をまとめて優出。捌きが充実しているだけに、上位に食い込んでくる可能は十分ある。
