9月9日から4日間のショート開催でおこなわれているボートレース桐生の第15回日本トーター杯。最終日の本日は12Rで優勝戦が行われる。予選3日間の得点率上位6名が優勝戦に進出する。節間2勝、オール3連対、香川支部の松尾祭選手が優勝戦の1号艇を手に入れた。
冬場は赤城おろしと呼ばれる強風が吹き水面が荒れやすいが、夏場は穏やかな水面になることが多い。ボートレース桐生の水質は淡水で、標高が高い所に位置しているので、モーターパワーや出足は全体的に弱めになる。1コースの勝率は52.5%と全国平均よりも低く、2コースからの差しや、センターからの捲りが決まりやすい。
初日から気が抜けない短期3日間の予選を勝ち抜いた精鋭6名、12Rの優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 松尾 祭（香川）
2号艇 上平 真二（広島）
3号艇 長野 道臣（静岡）
4号艇 山崎 昭生（香川）
5号艇 今井 裕梨（群馬）
6号艇 黒柳 浩孝（愛知）
4号艇、山崎の前ヅケ動きが気になるが、枠なりでカドが取れるので、枠番通りの進入になりそうだ。予選をトップで通過した1号艇の松尾だが、機力自体は高くなく、持ち前の捌きでオール3連対と奮起している。優勝戦も先マイからのイン速攻で優勝を掴みに行く。
相手は2号艇の上平、スタートが安定しており逆転候補の1番手、2コースからA1レーサーの差しで松尾を追い詰める。3番手は4号艇の山崎、内を好む山崎だが外でも捌けないわけではない、ダッシュ良く飛びだし逃げる松尾を猛追する。穴は5号艇の今井、桐生のエースモーター37号機を味方に好成績を挙げている。思い切ったスタートが切れれば、自身の初優勝が見えてくる。
