9月7日より福岡県北九州市若松区にあるボートレース若松で行われている九州スポーツ杯。6日間の戦いも本日が最終日、12Rの優勝戦で九州スポーツ杯のチャンピオンが決定する。昨日の準優勝戦、9Rは2コースから本多が差して1着、10Rは一瀬が逃げて1着、11Rは大神がイン逃げを決めて1着と、内側の選手が力を発揮していた。11Rを逃げ切った大神が、得点率トップで優勝戦の1号艇を手にした。
ナイター開催の若松競艇場の水面は、水質が海水で2マーク後方から潮が出入りするので、満潮時は1マークが潮だまりになる。満潮時はイン有利だが、干潮に向かう時間帯はマクリが決まりやすくなる。1コースの勝率は55.5%と全国平均をほぼ同じ、他の競艇場と同じようにインコース優位の競艇場といって良いだろう。
激しい予選をクリアし、昨日の準優勝戦を勝ち抜いてきた精鋭6名、優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 大神 康司（福岡）
2号艇 一瀬 明（東京）
3号艇 本多 宏和（愛知）
4号艇 西川 昌希（三重）
5号艇 里岡 右貴（福岡）
6号艇 谷川 祐一（滋賀）
初日から3連勝、今節はオール3連対でリズムも非常に良い1号艇の大神がイン速攻で逃げ切る一戦。回転が上がってきたので、かなり良くなってきたと本人が言うように、機力も日を追うごとに良くなっている。スタートで出遅れさえしなえれば、逃げ切るパワーは十分備わっている。
相手は3号艇の本多、3日目以降から動きがガラッと一変しリズムも上々、3コースからの全速戦で大神を追い詰める。3番手は2号艇の一瀬、モーターはそれほど出ていないものの、しっかり捌いて着をまとめるところはベテランの腕。ココも最内から2マークでの逆転を狙う。穴は5号艇の里岡、スタートが見えていると本人がいうように、スタートが決まれば、大外からでもひと捲りが可能。
