9月11日から始まったボートレース戸田のG1戸田プリムローズ開設63周年記念。6日間の熱いバトルも本日が最終日、ファイナル12Rで優勝者が決まる。昨日の準優勝戦、10Rはインの市橋がコンマ01のスタートで逃げ切り、11Rもインコースの稲田がコンマ01のトップスタートから逃げ切った。最終12Rは4コースから興津の捲りが決まり、4万舟券が飛び出す波乱の決着、11Rを逃げ切った稲田が、得点率トップで優勝戦の1号艇を手にした。
準優勝戦の12Rが波乱になったように、戸田の競走水面はインが難しいといわれる水面。1コースの勝率が43.4%と全国平均よりも10%以上低い、インが難しい分はカドの4コースの成績がよく、勝率が16.8%と1コースに続く2位の数値を残している。
インコースが難しく取りこぼしやすい戸田の水面で、予選、準優勝戦を突破し、ファイナリストとなった6名のA1レーサー、優勝戦の12Rに出走するメンバーは
1号艇 稲田 浩二（兵庫）
2号艇 市橋 卓士（徳島）
3号艇 興津 藍（徳島）
4号艇 谷村 一哉（山口）
5号艇 吉川 元浩（兵庫）
6号艇 須藤 博倫（埼玉）
相変わらずスタートは上手い1号艇の稲田、8戦の内4戦はコンマ10を切る好スタート、現在3日目から4連勝中、1コースも2戦2勝と信頼できる。伸び型のモーター5号機も、稲田の快進撃の後押しをしており、スタート決めて先マイできれば、追撃もしのげるだろう。初のG1タイトルに向けて、いつも通りの稲ダッシュを見せることができるか、後は己との闘い。
相手は2号艇の市橋、準優勝戦はコンマ01のスタートでビックリしたが、初日4着以外は全て舟券に絡む安定ぶり、優勝戦は渾身の差しで2マーク逆転を狙う。3番手は4号艇の谷村、カドから捲くって稲田にプレッシャーを掛ける。穴は5号艇の吉川、カドの谷村が動けば、展開を突くチャンスが回ってくる。
