本日9月21日よりスタートする一般戦、ボートレース尼崎の大阪発刊50周年、夕刊フジオレンジカップ。6日間に渡って熱いバトルが繰り広げられる。
今節の注目選手は、ボートレース尼崎の双璧をなす2機のエースモーターの1つ、42号機を手にした群馬支部のベテラン江口晃生選手。2節前の桐生では5勝、前節の蒲郡では2勝と、ベテランらしい安定した成績を残している。今節はエースモーターのパワー引き出し頂点を狙う。
初日は3Rの6号艇、12Rの2号艇の2回走り、42号機のパワーをフルに発揮すれば、連勝発進も期待できる。
【12R夕刊フジ選抜戦予想】
ボートレース尼崎の競走水面は、関東の多摩川に匹敵するほどの静水面。水質は淡水で硬め、技が決まりやすく、1マークはスピーディーかつダイナミックなレースが展開される。夏は甲子園の浜風、冬は六甲おろしと、季節を問わず向かい風が吹くことが多い。1コースの勝率は56.2%と全国平均よりも高く、イン優位の競走水面といえるが、センターからの捲りも決まりやすいので注意が必要だ。
初日のメインカードは12Rの夕刊フジ選抜戦。今節の優勝候補が選抜され、初日のメインレースを彩る。12Rの夕刊フジ選抜戦に出走するメンバーは
1号艇 山本 隆幸（兵庫）
2号艇 江口 晃生（群馬）
3号艇 石野 貴之（大阪）
4号艇 西山 貴浩（福岡）
5号艇 平高 奈菜（香川）
6号艇 秋元 哲（埼玉）
2号艇の江口、3号艇の石野と怖い存在が2、3コースに陣取るが、1号艇の山本の地元の意地を見せ、先マイから逃走する。モーター的にはエースモーターの江口、好モーターの石野相手には分が悪い。しかし前検のタイムでは、ほとんど同じようなタイムで走っており、これなら1マークで先に動ける。
相手は2号艇の江口、初日から突き抜ける可能性もゼロではないが、初日は定番通りに差して、2マークでの逆転を狙う。3番手は4号艇の西山、西山の乗る53号機は石野に匹敵する好モーター、ダッシュを生かしたスタートが切れれば、ひと捲りの可能性も十分ある。穴は5号艇の平高、3号艇の石野、4号艇の西山とセンター勢が動くようなら、展開を突くチャンスが生まれるだろう。
