9月18日から6日間開催で行われたボートレース若松の中間市行橋市競艇組合施行50周年記念競走。9月22日が台風の影響の為に中止順延となり、本日が最終日となった。昨日の準優勝戦、9Rは田村のイン逃げ、10Rは2コースから黒井が差し切り、11Rは1コースの山口の逃げ切り。11Rを逃げ切った山口が、得点率でトップとなり、優勝戦の1号艇を手に入れた。
年間を通してナイター開催で行われる若松競艇、水質は海水で2マーク後方から潮が出入りするので、2マークでの逆転が起きやすい。逆に満潮時は1マークが潮だまりになるので、外からの捲りが難しくなりインコースが優位になる。1コースの勝率は55.5%と全国平均と同じぐらい、基本的にはインコース優位の競走水面といっていいだろう。
激しい予選を突破し、準優勝戦を勝ち上がってきたファイナリスト6選手、12Rの優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 山口 達也（岡山）
2号艇 田村 隆信（徳島）
3号艇 黒井 達矢（埼玉）
4号艇 森高 一真（香川）
5号艇 長岡 良也（兵庫）
6号艇 小林 文彦（福岡）
2日目から8連勝中、この勢いは優勝戦でも止まらない1号艇の山口。序盤はペラが噛み合わなかったようだが、今はしっかりと合わせ伸び・回り足と申し分ない。初日のポカさえなければ完全優勝もあった山口、最後はきっちり決めてくれるだろう。
相手は3号艇の黒井、準優勝戦では2コースから差して1着、日を追う毎にモーターパワーを引き出しており、良い感じに仕上がって好気配。3番手は2号艇の田村、モーター的には山口や黒井に劣るが、非力なモーターならモーターなりの走りができる選手。最内を差しでどこまで迫れるか。穴は5号艇の長岡、伸び型のモーターだけに、ダッシュ勢で一発あるなら長岡だろう。
