9月20日から5日間開催で行われたボートレース福岡の第7回カメリアライン杯。9月22日は台風の影響で中止順延となり本日が最終日、12Rに優勝戦が行われる。昨日行われた準優勝戦、10Rはインから新開が逃げ切り、11Rも山崎がインから危なげなく逃げ切った。最後の準優勝戦となった12Rは2コースの篠崎が差しを決めて1着となり、11Rを逃げ切った山崎が得点率トップで優勝戦の1号艇を手に入れた。
ボートレース福岡の競走水面は、那珂川の河口に位置しており、1マークは那珂川の川面に半分近く張り出しているため、風向き、風力、潮の干満の影響でうねりが発生する。満ち潮のときは、1マーク付近で海水と淡水がぶつかり合い、より複雑なうねりを発生、また北東の風が強いときは、博多湾からの波も加わりより、さらに複雑なうねりが発生する為、外からの攻めが難しくなる。
失敗の許されない短期決戦、予選をクリアし、昨日の優勝戦を突破したファイナリスト6名。優勝戦に出走するメンバーは
1号艇 山崎 昭生（香川）
2号艇 新開 航（福岡）
3号艇 篠崎 元志（福岡）
4号艇 有賀 達也（埼玉）
5号艇 谷村 一哉（山口）
6号艇 中辻 崇人（福岡）
地元の篠崎、新開から狙いたくもなるが、ここは1号艇山崎のイン逃げに期待する。山崎の操るモーター36号機は2連対率50%を超える好モーター、全体的にバランスが取れていい足と本人がいうように、パワーもしっかり引き出せており、1マークで先マイできれば逃げ切れる。
相手は3号艇の篠崎、2連対率65%を超えるエースモーター49号機を味方にリズムよく勝ち上がってきた。モーターが良いだけに、理想は1マークで捲ってしまいたい。3番手は4号艇の有賀、スタートで勝負できる有賀がカドにいるのは怖い存在。3号艇の篠崎が攻めるだけに展開的にもチャンスが広がる。穴は5号艇の谷村、センター勢が動いてくれれば、展開を突くチャンスが回ってくる。
